# ダブルドラゴンIII - 聖なる石 - グローバルなNESビートエムアップクエスト 『ダブルドラゴンIII - ロゼッタストーン』（日本では1991年2月にテクノスジャパンよりNES向けに発売され、北米とヨーロッパではアクレイム・エンターテインメントが発売）は、NES用ダブルドラゴンシリーズの第3作目です。アーケード版『ダブルドラゴン3 - ロゼッタストーン』（1990年）とは並行したプロジェクトで、単なる移植ではなく独自のアレンジが施されています。『ダブルドラゴンII』の1年後が舞台で、ビリーとジミー・リーは占い師ヒルコから、マリアン（英語版ではマリオン）が世界中に散らばった3つの聖なる石を狙う謎の組織に誘拐されたことを知らされます。兄弟はアメリカ、中国、日本、イタリア、エジプトの5つのミッションを旅し、石を回収しマリアンの失踪の真相を解き明かします。8ビットグラフィックが強化され、平沢道也らによるサウンドトラックが特徴。1991年2月の米国コンソールゲーム売上で7位を記録しましたが、高難度と操作性の悪さで批判も受けました（『エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー』スコア32/40）。 ## なぜ『ダブルドラゴンIII - 聖なる石』を遊ぶべきか？ 『ダブルドラゴンIII』はシリーズをグローバルな冒険へと拡大し、ビリーとジミー・リーに加え、ミッション2クリア後に使用可能になるチン・セイメイ、ミッション3クリア後の柳生乱蔵など、個性的な技を持つ追加キャラクターも登場します（チンの二段ジャンプキックや乱蔵の刀技など）。パンチ・キックの基本操作に加え、ダッシュや髪の毛掴み、協力プレイ時のチーム攻撃も可能。モードA（味方攻撃なし）とモードB（味方攻撃あり）の2つのモードがあります。アメリカ、中国、日本、イタリア、エジプトの多彩なステージと、復活したクレオパトラ（日本版）やマリアンに憑依したノイラム姫（英語版）といった強敵が待ち受けます。プレイ時間は2～4時間（完全クリアは5～8時間）ですが、非常に高い難易度、一度のミスでライフがなくなる仕様（追加ライフは後で獲得）、技の安定性の低さが一部プレイヤーにはストレスとなるでしょう。欠点はあるものの、壮大な世界観と新キャラクターの追加で、レトロROMやビートエムアップファンには必見の作品です。『ダブルドラゴンII』ほど洗練されてはいませんが。 ## ゲームの特徴 - ビリーとジミー・リーのほか、ミッションを進めてチン・セイメイや柳生乱蔵をアンロック可能 - パンチ、キック、ダッシュ、髪掴み、ヌンチャクや鉄爪などの武器を使用。協力プレイ時はチーム攻撃も可能 - モードA（味方攻撃なし）、モードB（味方攻撃あり）の2種類のゲームモード - アメリカ、中国、日本、イタリア、エジプトを舞台に、忍者や剣闘士など多彩な敵キャラが登場 - NESの本格的なゲームプレイを、レトロROMプラットフォームやNintendo Switch、PS4、Xboxでの現代版リリースで体験可能 - 2人プレイ時のイントロに「Bimmy（ビミー）」の誤字があり、これが『ダブルドラゴン・ネオン』の「Bimmy ‘n’ Jammy」の元ネタに ## 『ダブルドラゴンIII - 聖なる石』をオンラインでプレイ 今すぐパンチを繰り出そう！当サイト「Classic Joy Games」では、ダウンロード不要でブラウザ上のNESエミュレーターを使い、『ダブルドラゴンIII - 聖なる石』を即プレイ可能です。あるいはNintendo Switch、PS4、Xbox（『ACA NEOGEO』）やRetroGames.cc、EmulatorGames.netなどのサイトでも楽しめます。物理的なカートリッジはeBayやAmazonで20～50ドルで入手可能。レトロROMやビートエムアップファンに最適です。エミュレーションにはNestopiaやMesenが推奨され、現代版移植は遅延やちらつきを軽減しています。 世界中のプレイヤーと共にClassic Joy Gamesで『ダブルドラゴンIII - 聖なる石』を楽しみ、リー兄弟のNES三部作を完結させるためにマリアンを救出しよう！